小寺千保子氏の人に対する情熱は、インスピレーションの光であり、STOTT PILATES®認定インストラクターとして、また日本のB PILATESのマネージャーとして働く原動力となっています。彼女の人々を元気付ける努力は、クライアントが最高の自分になれるよう導いてくれます。
人を思いやる心
当初は石油化学の研究員として働いていましたが、家族がアスリートであったことがきっかけで転職を決意します。家族のパフ ォー マン スの 向上 と怪 我の 予防 を サポ ート した いと 思い、ジムのインストラクターになりました。これが、パーソナル・トレーナーとして身体の健康を促進する旅の始まりでした。
パーソナル・トレーナーとして、特別な支援を必要とするクライアントを何年もサポートした後、小寺氏はある共通の傾向に気づきました。それは、短期治療の後、医師の指示に従い、リハビリ後のエクササイズを行うためにスポーツジムを訪れる人が多いということです。多くの人は完全に回復しないままジムに通っていました。運動の目的やどの筋肉をターゲットにするのか、どんなエクササイズをすればよいのかがわからないため、ジムに通っても痛みや不安がなくならない状態でした。
彼女のクライアントの中には、怪我に悩む人、手術から回復した人、関節の可動性が低下し、痛みのために効果的なトレーニングが制限されている人などがいました。このようなクライアントは、違和感があるにも関わらず、厳しいトレーニングを続けていたのです。この問題は小寺氏を深く悩ませ、フィットネスにもっと安全で効果的なアプローチはないかと考えるきっかけとなりました。
Merrithew®とSTOTT PILATESに出会うまで
小寺氏はクライアントの健康を考え、他のエクササイズに代わる完璧な方法としてSTOTT PILATESを選びました。当時を振り返って「 STOTT PILATESが 解剖 学と 生体 力学 に最 も精 通し 安全 で効 果的 であ ると 実感 しま し た。 アス リー トか ら術 後リ ハビ リ後 の方 まで 幅広 く対 応で き、 プロ グラ ム数 が圧 倒的 に多 いと いう のも 魅力 でし た」と小寺氏は言います。
STOTT PILATESのマットワークとリフォーマー認定インストラクターになるのは簡単なことではありませんでしたが、小寺氏はやり遂げることを決意しました。3年の間に、仕事をこなしながらSTOTT PILATES Intensive Programを修了。しかし、彼女はそれだけにとどまらなかったのです。すでにジム・インストラクターとして働いていたフィットネスクラブ、B-fitの幹部ともピラティススタジオの設立について話を始めました。彼女は、ピラティスと従来のトレーニングを組み合わせることで、クライアントに大きなインパクトを与えられること、日本のフィットネス業界にピラティスブームが到来することを伝えていました。
小寺氏の予測どおり、ピラティスブームは到来しました!多くの日本人がピラティスのボディアウェアネス、柔軟性、体幹の強さに注目し、それは全体的な健康と幸福という日本の伝統的価値観に合致していました。日本の有名人やスポーツ選手も、パフォーマンスの向上や維持のためにピラティスを取り入れています。また、リフォーマーやキャディラックなどのピラティス器具への関心も高まっています。
STOTT PILATESの資格を取得し、B-fitの幹部も前向きになったところで、最後の関門は、スタジオの設備をどのピラティスブランドにするかを決めることでした。現在、B PILATESはMerrithewのリフォーマーを使用し、Cardio-Tramp® Rebounder、アークバレル、ロテーショナルディスク、トーニングボール、マットなどを備えています。
「導入 にあ たり 多く のマ シン を調 査し まし た が、 頑丈 で緻 密な つく りに おい てMerrithewがダ ント ツで ハイ レベ ルで し た。 また STOTT PILATESの エク ササ イズ を提 供す るた め作 られ たマ シン なの で、こ れ以 外の マシ ンの 導入 は考 えら れま せん でし た。 プロ ップ も豊 富で 提供 でき るエ クサ サイ ズ数 も多 くさ まざ まな クラ イア ント に対 応で きま す。 その 分私 たち イン スト ラク ター も引 き続 き勉 強が 必要 なた め、 学び を止 める こと なく 進化 し続 けて 多く のク ライ アン トの 悩み を解 決す るお 手伝 いが でき ま す」と小寺氏は言います。
回復と健康の物語
2023年12月にB PILATESをオープンし、彼女のコミュニティにピラティスを導入して以来、特にピラティスのメソッドに精通している人たちの多くがこの取り組みを評価しています。
彼女のクラスを通して回復と健康を経験した人々の話を語る中で、小寺氏はその進歩に満足しています。肩こりと頭痛に悩まされていたあるクライアントは、たった1回のセッションで痛みが大幅に緩和され、今では毎週クラスに通っています。また、前立せんがん摘出手術を受けた後、尿漏れに悩まされていたクライアントは、ピラティスを通じて、尿漏れが解消されたことに安堵しています。姿勢を良い位置で保ち呼吸をすることを続けた結果、骨盤底筋をしっかり使えるようになり尿漏れがなくなったのです。彼は現在、姿勢改善を目的にピラティスのレッスンを続けてています。
小寺氏は、フィットネス・インストラクターになるきっかけとなったアスリートの家族にもピラティスを紹介しました。家族の一人である野球選手は、長年の激しいトレーニングによる膝や踵の怪我、肘の故障に悩まされていましたが、ピラティスによって緩和されました。彼は、下半身から上半身への力の伝達をうまくできるようになり、良い肩の使い方を得た結果、腕への過剰 な負荷がなくなり肘の怪我の再発がなくなりました。また、 股関節、膝、足の使い方も上手になり膝の痛みもでなくなりました。ピラティスのおかげで、痛みを感じることなく野球ができ、全体的なパフォーマンスが向上し、さらなる怪我を防ぐことができたのです。
ピラティスは日本で急速に普及しており、高齢化社会に対応するため、全国各地に新しいスタジオが誕生することでしょう。小寺氏はさらに勉強を続け、スタジオを訪れる人たちに適切なサポートを提供できるようになることを目指しています。そして、日本におけるピラティスの安全性と効果を守り、マインドフルムーブメントがこれからも日本で愛され続けることを望んでいます。
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